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2001夜物語 1984年 (2007.05.22記)

 ジャンプで手塚賞をとった星野之宣の作品。スーパーアクションに連載され、連載から読んでいた。ジャンプを読んでいたので、その前の作品も当然読んでいたし、好きだった。短編も面白いものが多かったのを記憶している。2001夜物語の頃の絵柄はとても好みに合っている。シャープな線でありながら、抑揚もしっかりついてる。当時は大友絵が流行っていたので、新鮮にも思えた。この後、絵が荒れてゆくのだけど。
 ストーリーとしては始めは短編のように1話完結型だったが、後半は1つの大きなストーリーを描いている。SF小説を知っていると、元ネタがわかってにやりとできるのも、SFを山のように読んでいた人にはうれしいところ。SFとしては理論よりは、ストーリー重視でメロドラマっぽい叙情的な話が多い。そのためか、エセエフという輩も…。
 ロングエピソードの魔王星の話も宗教と科学、それぞれの狂信者を描いていて面白かった。

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アニメーション

BANANA FISH 1985年 (2007.05.22記)

 別冊少女コミックに連載された吉田秋生の作品。これは連載は少女漫画雑誌だけど、男向けといってもいいくらい。吉田秋生を読み始めたのは吉祥天女から。その頃から少女漫画の枠を越えてた。
 内容は新麻薬を巡るマフィア抗争の中の人間関係を描いている。主人公アッシュはIQ180以上で、銃の扱い、戦略、ハッキングなんでもござれの万能タイプ。でも、幼少時の心の傷に悩み、弱い部分も見せる。全19巻と長いのだけど、飽きずに十分楽しめた。ラスト「光の庭」は何度読んでも泣ける。吉田秋生はこの後、この世界観を踏襲した作品をいくつか描いているが本作を超えることはできていないと思う。それだけ、この作品の完成度が高いということなのだろう。

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◎漫画作品

◎漫画履歴 (2007.05.22記)

 漫画を読み始めたのは相当前。多分、ドラえもんから入ったでしょう。小学館の学年物のからコロコロコミック、ジャンプ、サンデー、スーパーアクション、コミックトム、モーニング、アフタヌーン、少年エースのような流れ。今はさらに漫画雑誌が増えて、全てを把握するのは困難になった。その分、消えてゆく雑誌も多いのだけど…。
 「世の中には2つの漫画しかない。面白い漫画と面白くない漫画だ。」を座右の銘とし、少女漫画であろうと、エロっぽい漫画であろうと、面白ければ何でも読む。面白いの基準は自分基準なので、ヒット作のみを読むわけではない。

 漫画はオタク道の基本と言って良いのでしょう。

 

ドラえもん 1969年 (2007.05.22記)

 言わずと知れた藤子・F.・不二雄の国民的漫画。当初は、藤子不二雄名義で出版されていた。毎回出てくる秘密道具は子供の夢であった。年齢を重ねても、その人間関係の普遍性やキャラクターのしっかりした性格付けなど、他の漫画でもベースになるほどの凝縮した要素が楽しめる。時折見せるドラえもんの冷めた感じや、ベタ過ぎるほどの駄洒落的なネーミングなど歳をとってから笑えるものも多い。
 子供ころはドラえもんで科学に興味を持ち、理系に進んだりもしたので、人生に大きな影響を与えられたのは間違いない。出来れば、もっと長く新作を読み続けたかった。

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◎雑記 (2007.05.22記)

 漫画が全てのはじまり…。今まで読んできた漫画の数は数知れず、でも、覚えているのは少ないかも…。記憶力がないのも困り者。少ない記憶を元に少しずつ増やしていきたいと思う。